Story of khadi
khadi(カディ)とは、イギリスが植民地支配をしていた時代に生まれた、
インドの手紡ぎの糸を手織りした布のことで、カディコットンとも呼ばれています。
イギリスの機械織り綿布に対する抵抗手段として、ガンディがインド各地を歩き手織り布により
インド人の自立を促したことで普及したと言われており、
別名”The fabric of Freedom”
とも呼ばれインドの人々に愛され親しまれています。
機械で紡がれた糸と異なり、手で紡がれた糸は不均衡なため「糸むら」により、
風を通しやすいので涼しく、吸湿性、速乾性にも優れ、冬は暖かいという特徴があります。
また、糸を紡ぐところから全て手作業で作られる為、
完成まで数ヶ月という時間を費やして作られた布は、
手仕事ならではの柔らかな風合いが心地よく価値ある素材です。